ゲーム開始時のボールの配置は上図の通りです。手球はＤゾーン内でフリーボールです。

各ボールは、カラーによってそれぞれ得点が決まっています。
赤1点、黄2点、緑3点、茶4点、青5点、桃6点、黒7点。赤以外の的球を総じてカラーボールと呼びます。

コイントス、じゃんけん等で順番を決めてDゾーン内からブレイクをします。通常はセーフティーブレイクをします。プレイヤーは、まず手球を赤に当てなくてはいけません。赤をポット（ポケット）する事が出来れば、次は任意のカラーボールを狙う事が出来ます。カラーをポット出来れば、また赤→カラーと狙う事が出来ます。カラ－を狙う時は狙うカラーをコールします。（明らかな時はコール無しでOK） 赤がテーブル上に残っている時はポットしたカラーボールは最初にそのカラーが置いてあったスポットに戻します。赤同士のコンビ、キャノンは合法ですが、カラーのコンビ、キャノンは出来ません。
的球をポット出来なかった場合、ファールをしてしまった場合は相手プレイヤーの順番になります。
赤が全てポットされた後は点数の低いカラーからポットしていき、黒をポットすればゲーム終了となります。終了時に点数の多いプレイヤーが勝者となります。
ゲーム途中で相手の点数に届かないと判断した場合はコンシード（ギブアップ）する事が出来ます。

狙うべき的球（赤または任意のカラー）に最初に手球が当たらなかった場合はファールとなります。
ファールをすると相手に4～7点が加算されます。ファールは最低4点でファールをした的球が4点よりも大きな点数（青、桃、黒）の時はその点数が相手に加算されます。
ファール後、相手はそのまま撞くか、パスして相手に撞かせる事が出来ます。審判のいる公式戦ではファールする前の配置をもう一度ショットさせる「ファール＆ミス」を採用する事もあります。
インオフ（スクラッチ）時は相手がDゾーンからの手球フリーで再開となります。
球触り、二度撞きはファールですが、ノークッションはファールではありません。
ジャンプショットで的球を狙う事は出来ません。